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大阪修験講習会 第三回

更新日:11月11日

令和6年5月12日 大阪講習会 3回目

令和6年度大阪修験講習会第3回目があびこ神光寺さんにおいて開催され、20名ほどの参加者の中、聖護院より中井智教先生と草分俊顕先生にお越し頂き御講義いただきました。

最初に智教先生御導師で草分顕先生経頭により採燈護摩勤行式の読経。ここ数年、本山の採燈護摩にも多く出仕させて頂きなじみ深いものとなってきましたが、故に変な癖がついてきていると思います。初心に戻りしっかりと音を合わすようお唱えさせて頂きました。また、新しい参加者の方が経本の前や後ろを探される姿を見て数年前の自分を見ているようで懐かしさを感じました。

その後、俊顕先生より前作法ワンポイントレッスンとして法剣作法の剣の扱いについて説明して頂きました。短い時間ではありましたが、人の動作を見ているだけでは中々分らないことについてご教授頂きました。

 一講目は中井智教先生による法話で浄土三部経にひとつ鳩摩羅什訳の仏説阿弥陀経についての読み下し文と共に詳しく解説して頂きました。昨年初めて見たフリガナのついてない阿弥陀経。まずは読めるためにと録音したものを何度も聞き返しながらフリガナをつけましたが漢文のため読みがわかっても意味を理解までは出来ず読むだけでしたが、少し物語としての経を感じることが出来ました。

 二講目は草分俊顕先生より本山の国峰修業についての講話をして頂きました。宗令には大峰・葛城の抖擻修行は両峰修業で、国内のほかに定められた20の峰を登拝することを国峰修業と称するそうである。本山より昭和45年に第一回国峰登拝会が行われ、130名ほどで四国の石鎚山へ登拝された際のお話を伺いました。最近は実施されていないとの事でしたが山屋の私としてはまだ登っていない山に山伏として是非登拝してみようと目標を持たせて頂きました。







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