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大阪修験講習会 第四回

更新日:7月8日

令和6年6月15日 大阪講習会 4回目







令和6年度大阪修験講習会第4回目があびこ神光寺さんにおいて開催されました。本日は聖護院より中井智教先生と中村覚澄先生にお越し頂き御講義いただきました。

最初に智教先生御導師で採燈護摩勤行式の読経。今回は法螺を持参させて頂き、先輩先達に出来るだけ合わすように吹かせて頂きました。いつも聞かせて頂いている先達の音ですので合わせやすく気持ち良く吹かせて頂きました。と自分が思っているだけかもしれませんが。以前聖護院の宮城泰岳先生より、本山の法螺の譜は大人数でも合わせやすい。だから合わせてないといけないと教えて頂いたことが有りますが、本山の採燈大護摩供では多くの方が多方面から出仕されるため、中々合わせて吹くことは難しいのですが、今回はとても心地よく感じることが出来ました。

一講目は第三回講習会に引き続き、中井智教先生による仏説阿弥陀経についての読み下し文の解説の続きをして頂き、一巻を終えました。先生は吉野貴蔵院住職でもいらっしゃるので、吉野蓮華会・蛙飛び行事について面白く紹介して頂きました。また、時間の許す限りと死後の世界での追善供養や食香などについてのお話を聞かせて頂きました。

 二講目は中村覚澄先生よりは最初、回向勤行式についてと言われていましたがまず行者として知っているべき事の説明からと話していただき、結果、回向勤行をあげるところまでたどり着けませんでした。経本や袈裟、念珠、鏧子(うちならし)、木魚などの佛具の扱い方。以前に聞いた話もありますが、いつの間にか自分の解釈がずれていたことに気付かされました。基本的なことは中々聞く機会がないためとても有り難く、行者以外の多くの方にも是非聞いていただきたいと思います。また、私では伝えきれないので詳しくは書けませんが功徳について、功徳←苦行→善行。お加持の話も交え、得た功徳での自力を直接人に与えるのではなく、仏との間を取り持つ力にするという教えを頂きました。

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