池田久安寺 採燈大護摩供
令和6年11月17日
大阪府池田市にございます『関西花の寺』第十二番札所としても知られる大澤山久安寺の採燈大護摩供を厳修させて頂きました。もみじ祭りの日であり、開創千三百年記念として秘仏千手観音さまの特別御開帳期間でもありましたので非常に多くの信徒、観光客の方々に見守られながらの採燈大護摩供となりました。
こちらの柴燈大護摩供は近畿連合会での実施となり、出仕させて頂いた23名全員が近畿連合会の会員で、新しい行者さんも初めての受け持ちを頂き、アットホーム感の中にも緊張感のある護摩供となったと思います。
当日は朝から護摩壇を組み、11時より大般若経転読法要の送り込みを法螺師で行い。13時より楼門を聖護院より神光寺真光住職御導師の元、住心院覚澄住職経頭に出立。本堂にて勤行後、護摩道場にて採燈
大護摩供を厳修させて頂きました。風もほとんどない中、天高く伸びあがる煙は本山派の護摩を象徴するものでありました。その後、炎と変わった中へ久安寺ご住職が一本ずつ祈念された護摩木を焚き上げさせて頂きました。
とても暖かく過ごしやすい中で、残念ながら紅葉には早すぎましたが参加して行者それぞれも空いた時間に出店での買い物や、千手観音様を拝観させて頂くなど充実した一日となりました。
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