茅原の里吉祥草寺 採燈大護摩供
更新日:11月12日
令和6年11月10日
一年に一度の御所まち霜月祭(そうげつさい)が開催されている中、役行者開基の茅原山吉祥草寺の採燈護摩供が盛大に厳修されました。
役行者生誕の地という事もあり、全国各地より行者が参集され、80名を超える山伏衆となりました。当日は近畿連合会からも25名出仕させて頂きました。
こちらの護摩壇の檀組は近畿連合会が担当で前日に12名で組ませて頂きました。檀組の良し悪しで煙の上がりや炎の形も変わります。当日は多くの山伏衆に見守られる中の護摩供となりますので近畿連合会として恥じることの無いよう大先達の指導の元、丹精を込めて組み上げました。
気温も上がり、秋を感じられない陽気と日差しの中、葛城中央公園から吉祥草寺までの約2キロの道のりを聖護院より御導師の宮城泰岳先生、僧侶方々と約80名の山伏衆で地元の方や観光客に見守られながら街中を進めさせていただきました。
吉祥草寺内の護摩道場では多くの山伏衆の読経と共に多くの護摩木、また当日参拝された方はそれぞれの祈願を書いた護摩木を道場内で直接護摩壇に投入し手を合わせられてご祈念されていました。僧侶方、山伏衆、参拝者が一体となる心地の良い採燈大護摩供を厳修させて頂きました。
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